お客様からの1通のメール(*^-^*)

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こんにちは!5代目の嫁ゆきです(^-^)/

先日、とても感動するメールが1通届きました♪すごく嬉しいあたたかい気持ちになるメールだったので、ご紹介させていただきたいと思います。(ご本人にも紹介するのは了承済みです。)

以下原文です↓

私が初めてフジタカ醬油を知ったのはもう40年ちかく前になる子供のころです。

私はずっと東京都で育ったのですが、祖父母が直島に住んでおり、長期休みにはよく直島へ遊びに行っていました。

祖母の家で出るお醤油が好きで、子供ながら「おばあちゃんの家の醤油は美味しいな~特に目玉焼きにかけて食べると最高!」と思っていましたが、子供だったのでどこの醤油か、などと尋ねる事はありませんでした。

年月はたち、祖母は認知症が進み料理が出来なくなってしまいました。私は寂しい気持ちと共に、無性にあのお醤油が食べたくなり、認知症の祖母にどこの醤油だったのか聞くと、「小豆島」と答えました。

一昨年、小豆島へ行き、レンタカーで島中探しましたが、あのおばあちゃんの味の醤油には出会えなくて、もう販売されていないのだ、とあきらめていました。

昨年12月、祖母が亡くなり、祖母の家を皆で片付けていた時、なんと台所の奥の奥からほこりをかぶったフジタカ醤油せいせんの一升瓶がでてきたのです。きっとこれだー!とさっそくネット注文してみました。

自宅に届いたフジタカ醬油せいせんをひとなめしただけで、身体中の細胞が懐かしさと美味しさで震え、これこれこれこれ!!と思い、井上陽水の少年時代が頭の中で流れ、祖母や親せき皆で過ごした楽しくて幸せだった直島での夏休みの思い出が走馬灯のように蘇り、涙が止まりませんでした。(これ、大袈裟ではないですよ 笑)

さっそく私の両親や妹、弟にもフジタカ醬油をおすそ分けし、皆で美味しいね、懐かしいね、と思い出話をしながらいただきました。

今は毎日の料理にフジタカ醬油を使い、使うたび、祖母が近くにいるような気がして温かい気持ちになります。

私の娘はせいせんが冷奴に合うといい、寒い日々何度も冷奴をリクエストしてきます。若いって素晴らしいと思いつつ、私は夏までせいせん冷奴はとっておきます。

やっと再会できたフジタカ醬油さん、今後長くお付き合いさせて頂きたいと思っています。コロナ他、大変な事が多い世の中ですが、どうぞご自愛ください。これからも美味しい醤油を作ってください。よろしくお願いします。

嬉しい気持ちをどうしても伝えたくて、長文になってしまいました。すみません。